jonny's 関ジャニ KAT-TUN

来る日も来る日も

好きなことを好きと言ってみたくなった。

大倉忠義が見た渋谷すばるの夢と「拝啓、少年よ」

ananを読んでいた。

 

anan(アンアン) 2018年 9月12日号 No.2117 [熱狂の現場。] [雑誌]

anan(アンアン) 2018年 9月12日号 No.2117 [熱狂の現場。] [雑誌]

 

 

 

最近の関ジャニ∞の雑誌露出まじで半端ないよね。と言っても私は担当Gじゃないので、横山くんビジュいいな~とか、錦戸くんの髭案外いいな~とか、そういう、お茶の間として、見てた。

 

その中でも個人的には大倉くんのビジュがさいっこうで(あの服めっちゃ似合うね!?)、思わず読んだインタビューで気になることを語っていた。

 

 

最近、Hump Backの「拝啓、少年よ」を繰り返し聞いているんだと言う。関ジャムで聞いてから、DLして何度も聞いているとか。

 

 

Hump Backと言えば女子大生コピバン界でyonigeと合わせて1位2位を争う人気なバンド。個人的には「星丘公園」

www.youtube.com

くらいしか聞いてなかったけど、好きな人は好きなバンドというイメージだった。

 

が、大倉くんという(自分の中で)めちゃめちゃメジャーな人が「何回も繰り返し聞く」というイメージがわかなかった。大学生ってちょっとコアなもの好きですから。そんなにHump Backはメジャーになったのかと、びびった。

でも冷静に考えて、いくらメジャーになっても、今関ジャムゲストとしては出ないだろう。だから、おそらくVTR程度できっと数分も抜かれてないだろう。

そんなに大倉くんにHump Backはひっかかったんだろうか。何がそんなにひっかかったんだろうか。

 

 

 

そう思って、帰宅してすぐYouTubeへ行った。(いまどきジャニーズ以外のほとんどの音楽はリリースしたばかりならYouTubeで聞けちゃうから)

 

www.youtube.com

 

泣いた。

ひさびさに、おいおい泣いた。

確かにHump Backはよかったんだけど。今までyonige派でごめんとか。いやどっちかっつーとFINLANDSが好きだったんだけど。そうじゃなくて。

 

 

これって、すばるくんへのメッセージソングじゃないのか。

 

大倉くんの真意はわからない。ただ本当にメロディーラインとかが好きなだけかもしれない。

けど、私には、大倉くんが、すばるくんの、関ジャニ∞の背中を押す曲だと、聞こえた。

 

 

 

 

話は変わるけど、大倉くんってすごくを大事にする人ですよね。

 

関ジャニ∞って上3人が苦労人で特に横山くんなんかは母子家庭で中卒で建設会社に入って弟2人を育てたエピソードが有名ですけど、それとは対照的で、大倉くは「ボンボン」(こういう言い方が正しいのかわからないけど)

だってあの、鳥貴族の息子だよ? 自分は親なら間違っても中卒にはしないだろうし、なんなら慶應あたりにいれようと思う。芸能界なんて水商売、間違ってもやらせないし、万が一やらせるなら自分の手の届く範囲でやると思う。

実際大倉くんはお母さんには反対されたと言っていたし、その意味で大倉くんには逃げ道があった。言い訳ができた。他の道があった。

ジャニーズ辞めて、カネ出せばいけるような中途半端な大学に行って、コネなりなんなりで就職して、普通の道を生きることだって、可能だった。

あとがなかった他のメンバーに比べて、圧倒的に逃げやすい環境だった。

なのに、それでもジャニーズとして生きてきるいばらの道を選んだのには、大倉くん自身の強い意志があったのだろうなと思う。

大倉くんにとって、ジャニーズとして、アイドルとして生きていくこと、ひいては売れることが「夢」だった。

そうやって、「夢」をかなえて、「夢」を与えることを職業にした大倉くんは、「夢」をとても大事にしている人なんだと思う。

 

 

うろ覚えで申し訳ないんだけど、私のなかでそれを表象していると感じた場面、というのが2つあって。

1つは、関ジャニ∞の番組で、本当に何気ない場面なんですけど、丸山くんがヒモの男の人が「3年とか、芽が出なかったら、ねえ(諦めて就職するなり……)」みたいなことを言った時に、大倉くんが「俺らもそうやって夢見てきたやんか! 10年にしたろうやって言っていたんですよ。

別にそんな流れでもないのに、ムキになったところが印象的だったんですよね。

 

もう1つは、しゃべくり007だと思う、あの番組で、嵐に勝ってるとこ、ないですかね、っていう流れがあって。

正直、今、特にその番組がやってた頃なんて、だあれも嵐に勝てるジャニーズがいるなんて思ってないし、他のグループは割と「嵐とは違う方向で自分の道を行く」「固定ファンを楽しませる」方向に向いていたと思う。

そのときに、大倉くんは真剣に(ちょっとしゃべくりメンバーが困ってるくらいの勢いで)嵐に勝ってるとこ、ありますかね、って茶化さずに言うんですよ。

ああ、この人は本当に嵐を超えて、日本一の、国民的アイドルになりたいんだな、って感じた。

 

そんなこんなで、この人のキーワードは「夢」なのだろうな、と心のどこかに引っかかっていました。

 

 

 

 

で、すばるくんの脱退後のラジオで、大倉くんはまた、夢というキーワードをもって語るんです。

 

でもいいよと。夢もつことはいいんじゃない、と、結局自分の過去とかも思い返して、なんかそこに行きついたな、というところもあって。

(略)

僕も、心に整理がついてないというのが正直なところで、でもどうにか心に整理をつけていかなきゃいけないし。そのなかでやっぱり大きいのが、あの人(すばるくん)も夢を追っかけてるというのが自分のなかでも大きいところで。 

 

大倉くんは自分たちの夢をすばるくんと共有できていなかったことに悲しみをにじませてます。

内くんの復活の時の話で、「俺らは内のための場所を空けているつもりだった。でも、内には内のやっていく道があった」みたいな話をしていて、その悲しさとか寂しさとかを共有していたすばるくんが、自分たちの夢をもう一緒には追いかけないのか、という悲しみ。だから、会見の時とかその前の時間とかは、納得がいっていなかった。

 

でも、ここで大倉くんが言及しているのはもうひとつの夢なんですよね。

それが、すばるくんの夢

 

関ジャニ∞としての夢。大きいアイドルになりたい、日本一になりたい、国民的アイドルになりたい、そういう夢を大倉くんはもってる。し、それをメンバーと共有していると思ってる。

でももう1つの夢は、すばるくんの夢。もっと世界に通用するシンガーになりたい。アイドルとしてじゃなく、歌手として戦いたい、そういう夢。

 

すばるくんの夢、見ようによっては自分勝手です。関ジャニ∞としての夢を壊しかねない。

でもここですばるくんの目線にたって考えると、すばるくんは失うものはないのか? 違う。

むしろ、すばるくんが一番失うものが大きい。

事務所にいながら、脱退後に歌を本格的にやって、そのまま独立してうまくやってる人(赤西仁くん)や、グループも続けながら自分のやりたい音楽を自由にやってる人(堂本剛くん)がいて、そういう前例を追いかけることもできたなかで、すばるくんが選んだのは、グループもジャニーズもやめて、一度は芸能界を離れて、音楽を勉強するという道。

 

関ジャニ∞にいれば、それは保険になりうる。自分の夢がうまくいかなくたって、仲間がいるし、現実的には他の仕事もあるので金も名誉もある。なんなら言い訳もできる。関ジャニ∞が忙しかったから、自分の夢に割く時間が足りなかった、って具合に。

でも、すばるくんはそれを選ばなかった。自分に厳しく、関ジャニ∞としての夢に失礼のない選択肢を選んだ。

 

そのを、大倉くんは過去の自分に重ねる。

 

俺らが最初に夢というものを持った時に、色んな人に反対されたじゃない。親とか、心配してくれる人に。(高橋:なかなか成功することが難しい世界と言われてますからね)そう。親とかもそうだし、身内の人とかもそうだし、心配してくれる人がいるなかで、「いやでも俺はやるんだ」っていう強い意志の人(=すばるくん)がいて。

(略)

でもいいよと。夢もつことはいいんじゃない、と、結局自分の過去とかも思い返して、なんかそこに行きついたな、というところもあって。

 

「親とか」という言葉のあとに「身内とか」と重ねるところから考えるに、関ジャニ∞という身内に反対されたすばるくんに、昔お母さんという親に反対された自分を重ねたのだと思う。

そして、納得した。「ああ自分と一緒なんだな」「それがすばるくんの夢なら、俺が止めることはできないな」って具合に。その夢を否定することは、過去の自分を、ひいては今までの自分たちの人生を否定することになるから。

 

もちろん、ずっとやってきた仲間がいなくなることへの、寂しさはある。

 

そういう境遇にいるすばるくんに今はちょっと、ひとりになってやっぱ寂しい思いもしてるだろうし、孤独な思いもしてるだろうし、彼にそういう思いをもってほしいな、っていうのは、勝手ですけどね、俺が言うのも勝手だし、すばるくんが求めるのも勝手かもしれないけど、

 

きっと、高校生の頃自分の将来を決めた、「夢」を選ぶ決断をした大倉くんは孤独で、怖くて、寂しかっただろう。この道が間違いだったとしても、誰のせいにもできない。自分の手で自分の決断で選んだ道だ。それは、どんなにか重かっただろう。

そして、そのころの自分をすばるくんに重ねた上で、ひとりの道を選んだ彼が、自らその道を選んだ彼が、「寂しい思い」や「孤独な思い」をしていることを想像して、もしそうだったとしたらすばるくんも勝手だし、どちらにせよそんな風に慮る自分を勝手だとことわった上で、「そうであってほしい」と言う。

きっと、納得したうえで、それでも寂しいという行き場のない気持ち、そして十年以上一緒にやってきた仲間を今も大事に思う気持ち、それを表したのだと思う。

 

 

そのうえで、自分たちの変わらない夢についても、言及する。

 

ただ俺らも、すばるくんが抜けた(関ジャニ∞)6人も、やっぱこれからやっていかなきゃいけないわけで。そのうえで、絶対に、「すばるくんが抜けたから、あーあ」って思われるのも嫌だし。メインボーカルって立場でやってた人だから、そこを俺らも、改めてそれ(すばるくん)を超えていく気持ちでやらなきゃいけないと思うし、グループとして。

 

渋谷すばるという、絶対的エースがいなくなった関ジャニ∞

でも、すばるくんに負けて、そのままにはしないぞ、と。負けたからには、次は勝ちに行くぞ、という決意を言葉にしてくれました。

 

 

 

ここで、Hump Backに戻ると、この曲、すごく冒頭が印象的なんです。ぶっつけ頭、突き抜ける青い空みたいなボーカルの声が、こう言う。

 

 

夢はもう見ないのかい? 明日が怖いのかい? 諦めはついたかい?

馬鹿みたいに、空が綺麗だぜ

 

 

私はこの言葉が、すばるくんの背中を押す言葉と信じている。

 

そして、歌はこう続く。

 

 

今はもう見れないさ あいつも変わったな

笑いあった日々を 馬鹿みたいに思い出している

 

ひび割れ青春 駄々こね少年

忘れちまった浅い傷

 

 

関ジャニ∞だってもう30代後半に突入し始めてる、大人のグループだ。しかも、青春をともに重ねていて、その延長線上にある「今」とあの頃の境目は確かにはないんだけど、でも言い表せないような薄い膜がはっている。

がつがつしてた横山くんが静かになったとか、安田くんが病気したこととか、きっと大倉くん自身もよくも悪くも大人になったことだろう。

 

それでも、大倉くんは自分とメンバーに、「僕たちをこのままで」と願う。

 

あぁ もう泣かないで

君が思うほどに弱くない

あぁ まだ追いかけて

 

 

私はここで泣いてしまった。

最年少でしっかり末っ子で後輩で、そういう大倉くんが、誰よりも先輩だった誰よりも憧れられていた、すばるくんに「そんなに弱くないよ」と。俺らは俺らでやるからすばるくんはすばるくんの夢を追いかけて、と。

そう伝えてくれているのではないかと思った。それはさっき引用したラジオにも強く表れていて大倉くんは「すばるくんを超えていかないといけない」ということを、しっかり言葉にしてくれている。

 

負けっぱなしくらいじゃ終われない

遠回りくらいがちょうどいい

 

 

前述した「嵐を超えたい」という目標がまだ叶っていないことや、世間からの「すばるの抜けた関ジャニ∞ってもうオワコンでしょ」みたいな声。

そういうものに負けっぱなしじゃ終われないぞ、と。

 

すばるくんがいなくなったこと、内くんがいなくなったこと、NEWSで錦戸くんが先にデビューしたこと、関西出身のグループであること。

そういう、遠回りはいっぱいしてきたけれど、それがちょうどいいのだ、と、ここから前を向いていこうじゃないか、と。

すばるくんのキャリアにとっては、これまでの道は決して歌に専念できる環境じゃなかったし、歌わせてもらえる歌だって限られてきた。そういう意味じゃあ、遠回りだったかもしれない。

でも、それがよかったんだ、と、そういう風にもとれる。

 

 

この曲を大倉くんが最近繰り返し聞いているという事実がエモすぎて、めっちゃ長文になってしまったけど、何が言いたいかと言うと、

Hump Backの「拝啓、少年よ」は大倉くんの気持ちになって聞くと全人類が泣ける曲だと思う。

 

 

 

最後に。

 

大倉くんの、すばるくんの、関ジャニ∞の夢が叶うかはわからない。それは知ってる。夢破れて消えていくアイドルもいるし、失意のうちに解散するアイドルもいる。

 

でも、それでも、

アイドルにはいつだって綺麗ごとを歌っていてほしい。

 

最後の瞬間まで、もしかしたら死んだ後まで、夢が叶うかどうかなんてわからないのだ。

だから、夢を信じて歌い続ける姿を、闘い続ける姿を見せていてほしい。

 

どのような形になっても、どれだけ不格好でも、それがファンに元気を与える、アイドルの姿だと、私は思う。

 

 

 

 

2018/09/12

スズキアイコ

 

 

 

※以下、書き起こしたときのもの(無断転載禁止)

俺は会見のときも、世間に公開する前の短い期間に、納得いかない部分ももちろんあったし。でも、あとから映像見て「なんか俺子供だな」って思って。「なんだあの会見の態度」とか。でも僕は嘘つきたくなくて。

(略)

思い描いた自分のなかの夢というものがあるのなら……。俺らが最初に夢というものを持った時に、色んな人に反対されたじゃない。親とか、心配してくれる人に。(高橋:なかなか成功することが難しい世界と言われてますからね)そう。言われてるから。親とかもそうだし、身内の人とかもそうだし、心配してくれる人がいるなかで、「いやでも俺はやるんだ」っていう強い意志の人がいて。

(略)

そういう境遇にいるすばるくんに今はちょっと、ひとりになってやっぱ寂しい思いもしてるだろうし、孤独な思いもしてるだろうし、彼にそういう思いをもってほしいな、っていうのは、勝手ですけどね、俺が言うのも勝手だし、すばるくんが求めるのも勝手かもしれないけど、でも今、そう時間が経った上で思うことはそうなのかな、と。

でもいいよと。夢もつことはいいんじゃない、と、結局自分の過去とかも思い返して、なんかそこに行きついたな、というところもあって。

ただ俺らも、すばるくんが抜けた(関ジャニ∞)6人も、やっぱこれからやっていかなきゃいけないわけで。そのうえで、絶対に、「すばるくんが抜けたから、あーあ」って思われるのも嫌だし。メインボーカルって立場でやってた人だから、そこを俺らも、改めてそれ(すばるくん)を超えていく気持ちでやらなきゃいけないと思うし、グループとして。

(略)

僕も、心に整理がついてないというのが正直なところで、でもどうにか心に整理をつけていかなきゃいけないし。そのなかでやっぱり大きいのが、あの人(すばるくん)も夢を追っかけてるというのが自分のなかでも大きいところで。

だから、あの人にも負けないように、今までの俺らのグループ活動にも負けないようにしていかなきゃいけないと思います。